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やがて、大きな森になる。本当の自分に還る家【「感じる」暮らし Vol.2】

公開日test:20211023
作成日test:20211023
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自然の中で、暮らしたい。 いつからか、そう思うようになった。 都会のマンションは、便利で機能的。でも、ときどき窓を開け放って、思いきり深呼吸したくなる。この小さい窓のむこうに見えるのが、隣の建物ではなくて緑の山だったら、どんなに気持ちがいいだろう。森の中の一軒家で、「静かにしなさい!」と子どもたちをしかる必要もなく、おおらかに見守ることができたなら。 もしかすると、私たちの毎日は、ぜんぜん違うものになるのかもしれない。 きれいに整っているよりも、自然にまかせた感じにしたかった 岐阜県岐阜市。路線バスにゆられ、「となりのトトロ」が葉っぱの傘をさして立っていそうな小さい停留所で、バスを降りる。このあたりは、ずいぶん柿の木が多いみたいだ。 今年最初の台風が通り過ぎたばかりで、柿の実も雨に濡れている。柿畑の角を曲がると、うっすら霧がかかった緑の山を背景に、絵本に出てきそうな三角屋根のログハウスがあらわれた。今日、お話を聞かせてもらう松井さんのお宅だ。BESSの家はふしぎな存在感を放っているから、はじめて訪れる場所でもすぐにわかる。 三角屋根の家、BESS「カントリーログ」の白い扉が開いて、やはりジブリ映画の登場人物みたいなやさしい雰囲気の女性が姿をあらわす。今日の物語の主人公、松井香織さんだ。夫の啓介さん、娘の奏(かなで)さん、環(めぐり)さんと4人で、3年前からこの家に住んでいる。 松井啓介さん、松井香織さん、娘の奏(かなで)さん、環(めぐり)さん ご夫婦の案内で、庭を通って玄関へ向かう。ふかふかの芝生。れんがを敷いたアプローチ。門柱や柵にからみついた葉っぱたち。一見、自然に見えるけれど、近づいてみると、細かいところまで手をかけられていることがわかる。 玄関と裏庭へ続く色とりどりのタイルはお手製 門柱に生い茂った植物 一房の蔓からここまで大きく育ったとのこと 芝生も自分たちで敷き詰めて手入れしている 「私も、夫もジブリのアニメが好きで。映画の世界観と同じように、きれいに整っているよりも、自然にまかせた感じにしたかったんです」と香織さん。3年前は何もない更地だったところから、啓介さんと2人で芝生や木を植え、レンガを敷き、ひとつひとつ理想の庭を作り上げてきた。 施工当初の松井邸 完璧に整えられた美しい庭を見ると、自分が入ることで調和が乱れるような気がして、つい気おくれしてしまう。でも、松井さんちの庭は何だかとても居心地がいい。背のびしなくても、ありのままの自分でそこにいることを許されている感じがする。 この家に引っ越してきて、いろんなことを許せるようになった 家の中に入ると、木の香りがした。無垢材の素朴な風合いに包まれた吹き抜けのリビングで、お姉さんの奏さんと、妹の環さんが、思いおもいに好きなことをして遊んでいる。 吹き抜けの玄関は太陽の光が燦々と差し込み家族の温もりに溢れていた こんな素敵な空間でのんびり子育てができたら、きっとイライラして子どもを怒鳴ってしまうことなんかないんだろうなあ。...

by 髙橋三保子
October 23, 2021

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