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海のプラスチックごみからできたトレランシューズ  adidas × PARLEY | ローインパクトなお買い物 #3

公開日test:20200622
作成日test:20200622
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道具選びからサステナブルな外遊びの在り方を探る〈ローインパクトなお買い物〉。3回目は海に不当投棄された漁網や、私たちの生活から川を経て、海に漂うプラスチックごみから作られたトレイルランニングシューズをご紹介します。 走れば走るほど海をきれいにできるなんて、最高じゃない? 前回、海を汚すマイクロ・プラスチックの排出を抑えられる洗濯ネットを紹介しましたが、今回もその続きで海のお話です。 世界的に問題になっている海洋プラスチック汚染。最近の研究では東京湾の魚の体内からもマイクロ・プラスチックが検出され、もしかしたら私たちの食卓にもプラスチックを含んだ魚が上っているのではという懸念も出てきています(本当にもう人ごとじゃない!) レジ袋やペットボトルなど、日々の暮らしの中で使う量を減らしている人も多いかもしれませんが、ほかにもっと何かできることはないかしら? そんな時に見つけたのが〈adidas〉のトレランシューズ。 じつはこれ、海洋破壊の防止に取り組む環境保護団体〈Parley for the Oceans〉と協力して作られたモデル。不法投棄された漁網や海に漂うプラスチックごみを回収し、そこから作った糸や繊維がアッパーなど一部の素材として使われているのだとか。なんというテクノロジー! 人間の活動によって海に蓄積しているプラスチックごみ。そのままにしておけば自然を破壊するものを、知恵と技術で「自然を楽しむもの」に生まれ変わらせる。自然とともにあるスポーツメーカーならではのアイデアだなあと思います。 消耗の激しいトレランシューズは買い換える頻度も高め。でも走れば走るほど、履きつぶすほどに海のごみが減らせると思えば、こんなに気持ちのいいことはありません。今回は実際にアイテムを試着しつつ、みんなで意見交換したいと思います! 山口岳 .HYAKKEI編集長。日本山岳ガイド協会登山ガイドステージⅡ。アルパイン、フリー、沢登りと元はドMな山屋。今はマイルドに人と自然を繋ぐのが生きがい。 小林百合子 フリー編集者。山岳専門雑誌や自然科学図書の編集を多く手がける。アラスカの大学に留学していたこともあり、アメリカのロングトレイルを歩くのが好き。 相馬ミナ フリーカメラマン。旅関係の雑誌や書籍が主戦場。昨年、ネパールのエベレストトレイルを歩いてから山の虜に。これから日本の山にも登りたいと思っている。 まさか海洋プラスチックからトレランシューズができるとは……。 このParleyシリーズはトレランシューズ以外にもトレッキングシューズやタウンユースのスニーカー、ウェアなんかも作ってるよね。 海に捨てられたプラスチックでできたシューズで山を走るって、なんかいいね。でもどうやってアップサイクルしてるんだろう?...

by admin
June 22, 2020

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