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リンクのテスト indextest【山梨百名山】
6歳で山梨百名山を踏破!わずか9か月で実現した、“小さな登山女子”の挑戦

News — 山梨百名山

6歳で山梨百名山を踏破!わずか9か月で実現した、“小さな登山女子”の挑戦

公開日test:20180531
作成日test:20201128
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新生の登山女子が誕生だ。 通称”レイチェル”こと、伴野嶺ちゃん6歳。山梨百名山を踏破しよう!と思い立ってからわずか9か月で残りの97座を登り切ったというパワフルな女の子だ。 おとなになってから登ることが多い山に、こうも若いうちから魅了されているのはなぜなのか。山梨百名山踏破までのプロセスと、そもそもレイチェルちゃんがどんな人物なのかを知りに、母親の直美さんとレイチェルちゃんのもとを訪ねた。 きっかけは地元の登山イベントへの軽い気持ちでの参加だった 登山のきっかけは、一般的な人と大差はなかった。1座目の小楢山、2座目の瑞牆山は、百名山は意識せずに、直美さんが地元の登山イベントにレイチェルちゃんをただ連れていっただけだったという。続いて3座目の日向山に登ったときに「百名山を3つ登ったね。山梨百名山っていうのがあるからママと挑戦してみる?」と話したところ、「やるやる!」と答えて踏破に向けて目指すように。そこからわずか9か月で山梨百名山を踏破した。初代の登山靴はセールは200円で購入したもの。新しい靴を8月に買ったものの、頻度が多すぎて3か月でボロボロになったという。 左が初代の登山靴。右が今も(取材当時)履いている2代目だ 短期踏破の秘訣は、計画性とレイチェルちゃんのパワフルさ 9か月という短い期間で踏破をしたレイチェルちゃん。踏破に向けた計画もしっかり行っていた。雪山はさすがにまだまだ過酷なため、甲斐駒ヶ岳や北岳のような標高の高い山は、夏と秋のうちに登ってしまって、寒くなってからは低い山を狙ったそう。つまりは登りはじめのときに高い山を制したことになるため、そのエネルギーに驚きだ。 登りはじめた当初は、レイチェルちゃんも「疲れた~」などちょっとした文句を言いながら登っていたが、途中からは自分からガンガン登っていくように。踏破も途中で嫌になったらやめていい、登ってるときも辛くなったら下りていいと直美さんは話しているが、レイチェルちゃんはあきらめずに登りきる。途中で引き返したことがないというから驚きだ。むしろ、下山後まだ時間があったのでそのままもう1座目指してしまうほどパワフルなのだ。とはいえ、雷雨に遭ったり大荒れな天候になったことがないのも運がよかった、と直美さんは話す。 果敢な挑戦は、リスク対策とセットで いくらパワフルだと言ってもまだ6歳の女の子だ。危険な山や場所でのリスク対策は忘れない。基本的には甘えは許さないという考えで渡渉以外は抱っこしないものの、山梨百名山の中でも危険な四天王(鋸岳・鶏冠山・笹山・笊ケ岳)はガイドを連れてケアをしてもらいながら登った。また、山行中に直美さん自身に何かがあったときもレイチェルちゃんを頼るわけにはいかないので、セルフレスキューやロープワークの講座も受けるなど、安心安全に踏破に挑めるような取り組みをしたそうだ。レイチェルちゃんの無邪気な笑顔とは対称的に、直美さんは実現可能性を高める努力を惜しまない。 ガイドさんと登った鳳凰三山(直美さん提供) 「山は公園」「急坂は滑り台」がレイチェル流 山はレイチェルちゃんにとって最高の遊び場だ。 実は、景色についてはあまり興味がないという。それよりも岩場や鎖、吊り橋などアドベンチャー要素があるところが好きなようで、北岳の下りの最後の吊り橋を駐車場まで走り抜け、駐車場で待つバスの運転手を驚かせたというエピソードも。休憩もほとんどせず、百名山の標柱を見つけたときはそれ向けて走るなど子供らしく無邪気な楽しみ方なのだ。 この日登った湯村山の岩場も楽しそうに登る姿が印象的 「山は公園、急坂は滑り台!っていつも言っているんですよ」と直美さんは話す。確かに子供にとっては信じられないくらい大きな公園であり、自分の脚で進むにつれて見たことのない遊び場スポットが広がっているのだろう。好きなシーズンはと聞くと意外にも「冬」だと答えてくれたレイチェルちゃん。寒い季節だけど歩けば暑くなるからどっちも楽しめるから、というのがその理由。どの山のどこがいいといった理屈ではなく、全身で山や自然を楽しんでいる。 視界のいい平坦な登山道を見つけては駆け抜けるレイチェルちゃん そして2人とも山には神さまがいると信じている。レイチェルちゃんは「天狗さんがお山で守ってくれている」と話し、暑いときは「天狗さん、風をちょうだーい」、強風のときは「風を止めて―」と言うそうだ。あくまで自分たちが自然の中に入らせてもらっている、という考えは登山をするみんなが学ぶべきものだろう。 山で育む、親子の絆...

by .HYAKKEI編集部 羽田裕明
May 31, 2018

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