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News — 登山情報

山とのあたらしい結びつきを生むアウトドアフェス『CALLING MOUNTAIN』

公開日test:20190513
作成日test:20201128
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フェスの魅力とは、いったい何でしょうか。 楽しみかたは人それぞれですが、そのひとつの解として「セレンディピティ(偶然の出合い・予想外の発見)」があると思います。 本屋を訪れたときに生まれる予期せぬ本との出合いのように、フェスでは、なんとなくいたステージではじまったアーティストの演奏に心奪われる、フェスを通じてそのアーティストのことを知り、楽しむ幅が広がる。その場にいなければ起こり得なかったような出合い。それを毎年楽しみにしているフェスファンも多いのではないでしょうか。 今回取材した姉妹アプリYAMAP主催の「CALLING MOUNTAIN」は、アーティストはもちろん、山や自然の楽しみ方のセレンディピティを生むものだったように思います。 雄大な景色の広がる、大分県九重町「くじゅうやまなみキャンプ村」 標高は2,000メートル未満ながら、日本とは思えない雄大な火山群を成すくじゅう連山。その麓にある大分県玖珠郡九重町にある「くじゅうやまなみキャンプ村」がCALLING MOUNTAINの会場です。会場内のどこを歩いていても、くじゅうの素晴らしい山の姿を眺めることのできる、文字通り’山とのつながり’を感じることのできる絶景のロケーション。 コンパクトにまとまった会場内では、老若男女問わず参加者が自由に自然のなかでリラックスしていました。 音楽フェスというと’若者が中心のフェス’というイメージもあるかもしれませんが、CALLING MOUNTAINには山好き、音楽好き、自然好きなど多様な層が集まっていたのがとても印象的。特に子連れには安心して楽しめるフェスだったのではないでしょうか。 あたらしい山や自然との付き合い方を考えるトークショー 一般的な音楽フェスではあまり見られない点のひとつとして、「トークセッションがメインコンテンツのひとつ」ということがありました。音楽フェスというと複数のステージをタイムテーブルとにらめっこしながら渡り歩く楽しみというものがあると思いますが、音楽だけではない文化的なコンテンツに力を入れていたのが、とてもYAMAPらしい。 鳥取の大山の麓で暮らす音楽家のOLAibiさんと、登山を趣味とする帽子作家の苣木紀子さんによるトークショー。テーマは「山で暮らすこと、山に登ること 〜山から受ける想像力の可能性〜」。なぜ山の暮らしをすることになったのか、実際の山の暮らしは、登山をはじめたきっかけから趣味となった今の楽しみ方、など話は盛りだくさんで進みましたが、 ーー自分は山と生きたいと思うが、山はそう思っていない。あくまで’お邪魔します’という気持ちです。(OLAibiさん) ーー山に登れたときは登れるし、呼ばれていないときは登れないんです。(苣木紀子さん) 山と接することで無意識下で作品づくりに影響を受けていたりするものの、山に畏敬の念を抱きながら接しているというお二人の言葉は、全山好きにも届いてほしい考え方でした。 編集部が聴講できたもうひとつのトークショーは生物進化学者の伊勢武史さんによる「人はなぜ自然に感動するのか」。一見小難しそうな分野でしたが、話を聞いてみるとこれがすごく面白かったのです。 生物進化学の視点で見ると、人が森を美しいと思う理由は、「生存と繁殖に有利だったから」。自然淘汰が強かったのは旧石器時代であり、そのことを考えると人間はまだ旧石器時代の記憶と思い入れがあるのではないか、とのこと。「環境が変われば気づきが変わる。心を満たすために山に行ってみてください」と話す伊勢さんのひとつひとつの分析は、まさに山と自分の付き合い方のあたらしい視点を与えてくれるものでした。...

by .HYAKKEI編集部 羽田裕明
May 13, 2019

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