コンパクトで座り心地抜群のHelinox(ヘリノックス)のタクティカルチェア|目から鱗の『一石山鳥』な道具 #06
公開日test:20161017作成日test:20201128
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Helinox(ヘリノックス) Helinoxのチェアの骨組みはテントのポールみたいだなと思って調べてみたら、なんと世界中のウルトラライトテントを作り、80社以上のブランドに”精密で高強度のアルミニウムポール”を採用されている会社が作っているチェアでした。 強風に耐え抜き、それでいて軽さも求められるウルトラライトテントのポール。 そのポール作りで培った経験、テクノロジーなどを基にHelinoxのチェアは作られています。 タクティカルチェアの魅力 そんなHelinoxのチェアの中でも「タクティカルチェア」が使いやすいと感じています。 タクティカル。 tactical(戦術的な)という意味の通り、ミリタリーをイメージさせる言葉。 このタクティカルチェアも、ミリタリー仕様のデザインが備わっています。 外付けのしやすさ パルスやモールシステムとも呼ばれることもある外付けしやすいアタッチメントが収納袋についています。 このベルトの穴があることでバックパックなどにしっかりと外付けしやすくなっています。 しかもファスナーの両サイドのあるループベルトのおかげで、展開時のフレームにセットすることができます。 そうすることで収納袋が展開時には物入れとして使えるので、無駄のないデザインと言えます。 細部にこだわった片側だけの面ファスナー 豆知識ではあるのですが、ミリタリーの服やバックパックには片側だけの面ファスナーが縫い付けられていることがあります。 これは上記の「外付けのしやすさ」と関係してくるのですが、部隊ごとの服や装備を作るよりも基本となる服や装備を作った方がコストもロスも減りますよね。その「基本」に各部隊の特色を反映した装備を外付けしていきます。その中でパルスやモールシステムが出来上がっていきました。 各部隊兼用の「基本」なので部隊名などが書かれていません。そこで、自分がどこの部隊に所属しているか分かるように部隊名のパッチなどを貼る場所が必要になってきます。それが、この片側の面ファスナー。 そういった細かい部分までデザインとして落とし込んでいる「タクティカルチェア」にグッときます。 それではここからはいつも通り「一石山鳥な使い方」を見ていきましょう!...