雨でも登山を楽しむために。雨対策のポイントと装備
公開日test:20210802作成日test:20210802
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登山をするうえで、必ずしなければならない雨対策。山の天候は変わりやすく、急な雨に降られることも想定しなければなりません。そんな雨の登山も、備えあれば憂いなし。雨の登山で注意すべきポイントと、必要な装備を紹介します。 雨の登山で注意すべきポイントと対策 雨の登山のリスクを把握し対策をすることで、急な雨でも冷静に対応できます。以下の点に注意して、安全に登山を楽しみましょう。 出典:pixabay ①足元のコンディションに注意 雨が降った際にまず注意したいのが足元のコンディション。ぬかるんで滑りやすい場所や、地盤がもろくて崩れやすい場所などがあります。前方だけでなく、足元にも気を配りましょう。 ②視界不良に注意 雨や、雨が降ったことで発生する霧やガスによって視界が悪くなる場合もあります。そういった場合は、無理せずペースを落として歩き、山地図とコンパスで現在地を確認しながら慎重に進みましょう。 ③雨具はすぐ取り出せる場所に収納 雨具やゲイターなどの雨対策装備は、雨が降ったらすぐに出したいところ。ザックの雨蓋など、サッと取り出しやすい場所にパッキングしておきましょう。 ④体の冷えや汗による脱水に注意 長時間雨に濡れると体温が低下し、体力の消耗に繋がるので、小雨でも雨具を使用しましょう。また、雨具による蒸れで汗もかきやすくなるので、脱水状況に陥らないよう注意が必要です。こまめな水分補給も忘れずに。 ⑤テントの設営場所に注意 雨の登山でテント泊を余儀なくされる場合は、テントを張る場所に注意です。水捌けの悪い場所や、水の通り道になる場所、崩れやすい場所は避けましょう。特に川沿いは、小さな川でも急な増水による鉄砲水のリスクがあり危険です。 ⑥尾根では雷に特に注意 木の生えていない標高の高い尾根で雷雨に出くわした場合は、落雷のリスクが高くなります。近くの山小屋へ避難する、下山する、体を低くしてやり過ごすなど、状況に応じて対処しましょう。積乱雲が発生してないかなど、登山中は雲の様子にも気を配ることも重要です。 ⑦ときには撤退や避難も重要 大雨の場合は、山小屋への避難や下山を決断することも必要です。自身の能力や装備への過信は、思わぬ遭難や事故につながります。 備えあれば憂いなし!雨対策の装備 山の天気は変わりやすいので、天気予報では予測しきれない急な雨に見舞われることも多々あります。事前に雨を想定して、装備を整えておくと安心です。...