【登山記Vol.6 羅臼岳】知床半島最高峰の羅臼岳を実際にレポート!ヒグマにはご注意を /バン旅百名山
公開日test:20211014作成日test:20211021
new表示test:
今注目を集める「バンライフ」をしながら、日本百名山を1年以内に登頂を目指す2人の大学生の物語。今回の登山先は、世界遺産にも登録されヒグマの生息地としても有名な、知床半島の羅臼岳!そんな羅臼岳のモデル登山コースや5月の登山レポート、周辺情報などをご紹介していきます。 山頂からは知床半島を一望!?羅臼岳の主要コース2選をご紹介! 標高1661m!「羅臼岳」の特徴は? 山頂までのコースタイムは平均9時間、距離にして約15km。北海道にある羅臼岳は知床半島の最高峰の山です。登山シーズンは、7月上旬から9月中旬と言われており、夏が短く7月まで残雪が残る山でもあります。また、残雪の期間においては地図読みの経験が必要になってくる山です。 初心者から中級者向け!日帰りで登山できる岩尾別温泉登山口から始まる_鴛泊ルート 岩尾別コースは、登山道がしっかりと整備され最短コースで登頂を目指すことができる一般的なコースです。また、登山中には雪渓や高山植物などを楽しみながら登ることができます。山頂にかけては岩場となっており、目印のペイントを追いながら急登を登りきれば登頂です。 上級者向け!?長距離を歩きながら目指す秘境のコース!_羅臼温泉ルート このコースは、羅臼温泉の登山口からはじまり、標高差が激しく急登や岩場を通るため上級者向けになっています。登山道にはトイレがないため携帯用トイレをもっていくと安心です。屏風岩の雪渓は距離も長く斜度も多く、ガスがかかるとロストしやすくなっているため、注意が必要です。 知床は世界一の熊密度。熊への正しい知識を身に付け登山を楽しもう 出展:写真AC 長さ約70km、幅約20kmの知床半島には、約500頭のヒグマが生息されていると推定され世界的にも珍しい地域です。知床自然センターのスタッフの方からいただいたご意見をもとに、熊対策のためにできること対処法などをご紹介していきます! 熊鈴携帯は当たり前!熊対策のためにできること ①熊鈴の携帯– 熊鈴の目的は、人間が常にいるとアピールすることです。また、ラジオを流したり常に音を出し続けることによって、熊との遭遇の可能性を減らすことができます。 ②熊スプレーの購入もしくはレンタルの準備– 熊スプレーはレンタルできる場所もあるので、事前準備が必要不可欠です。熊スプレーの成分の中には、唐辛子の成分が含まれており、人間にかかると失明のおそれもあるため注意して使用しましょう。 熊に遭遇したらどうすればいい?無言はNG!? ①熊に遭遇してもびっくりして、背を向けて逃げない。– 熊は本能的に獲物を追いかける習性があるため、まずは冷静に熊スプレーを手にとり、ゆっくりと後ずさりしましょう。 ②熊に遭遇したら、ストックなどを使い体を大きく見せる。– ...