クルマとアウトドア|#01 カングーがくれた、趣味の広がり
公開日test:20170418作成日test:20201128
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アウトドアのスタイルは、クルマに宿る。 そう言っても過言ではないほどに、クルマとアウトドアというのは密な関係がありますよね。アウトドアへの旅は、クルマが連れて行ってくれる。クルマ次第で、行ける場所も積める荷物だって変わってくる。 そして、クルマのメカニックなところ、カスタマイズ性がどこかアウトドアギアに通ずる部分があったりして。 アウトドア好きにクルマ好きが多いのも、うんうんと理解できます。だからこそ、周りのアウトドア好きがどんなクルマに乗って、どういう乗り方をしているのか。気になる方も多いのではないでしょうか? そんな「クルマとアウトドア」の素敵な関係について、たくさんの方々にインタビューをしながら深掘っていこうというのが今回の企画。 記念すべき第1回は、ルノーのカングーが相棒の則包高希さん。埼玉県で「奥武蔵自転車旅行社」を運営するサイクリストです。 奥武蔵自転車旅行社の則包高希さん <クルマ情報> 【車種】ルノー カングー 【年式】2006年 【走行距離】11万km 【燃費】9km強/ℓ p> お話をうかがったのは、埼玉県の越生で多くのサイクリストがゴールや休憩処として利用する「オクムサ・マルシェ」。ここは薬膳カレーなどの健康食を提供し、地元の産物も販売、小さなイベントスペースもある人気店。則包さんも日々通う常連客です。 「好き」が高じて仕事になった自転車 ——まずはじめに、「奥武蔵自転車旅行社」の活動内容について聞かせてください。 埼玉県は「じてんしゃ王国」って呼ばれるくらい自転車が盛んな県なのですが、僕はここ奥武蔵のエリアで、ロングライドからヒルクライムまで7種のツアーをできるだけ毎月実施しています。四季に触れ、歴史やグルメを楽しむ、初心者でも安全・安心な内容にしていて、ルートはクルマとはほとんど遭遇しないところばかりです。おかげさまでリピーターが8割くらいになっています。 ——このような活動をはじめられたきっかけは何だったんですか? 最初は都内の西側を走っていたんですけどクルマも多くて。それで東に向かい人気の荒川エリアへと移っていったんです。それでも飽き足らずに北上して埼玉にたどり着きました。...