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1,200kmのロングトレイルを歩く四国一周お遍路旅のすすめ|#02 ソライロ流・お遍路の歩き方

公開日test:20170823
作成日test:20201128
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1.自分のやりたいお遍路について考えてみる お遍路をしてみたいけど、どんな準備をしたらいいのかわからない人も多いかもしれません。 お遍路にはいろんな歩き方、スタイルがあります。歩き方によってかかる費用、日数、準備するものも変わってきます。まずは自分がどんなお遍路をしたいのか?をじっくり考えてみました。 自分の場合、一番に「ロングトレイルとしてお遍路旅をしたい!」というのがありました。四国に根付いたお遍路の文化を体験しつつ、テントを担いで野宿をしながら、自分で作った保存食を持ち、山で身につけたテント泊や自炊のノウハウを駆使しながら1200キロのロングトレイルを踏破したい、という気持ちでした。それを前提に自分に合ったお遍路の歩き方を具体的に考えてみました。 ① 通し打ちか区切り打ちか? 88箇所の全行程を何回かに分けて歩くのが区切り打ちです。それに対して全行程を一気に歩き通すのが通し打ちです。私はロングトレイルとしてのお遍路を歩きたいので、1200キロを一気に歩く、通し打ちを選択しました。 ② 順打ちか逆打ちか? 1番から88番まで順番にまわる順打ち、88番から逆順に歩くのが逆打ちです。一般的には閏年の年は逆打ちをするよいと言われます。私の場合は、初めてのお遍路でしたのでノーマルな順打ちで歩くことにしました。 ③ 歩きのみか?それ以外の移動手段を使うか? 高知の浦戸湾や四万十川は、歩きお遍路さんでも渡し船を使って渡るのが昔から一般的な方法だそうです。というのも昔は橋がかかっていなかったので、渡し船以外の方法がありませんでした。歩き遍路といっても必ずしも全行程を歩くことにこだわらなくてもいいのかもしれません。そこは自分が何にこだわるのか?自分の考え次第だと思います。私は歩きにこだわりたい!という気持ちが強かったので、渡し船は使わずに全行程を歩くことにしました。 ④ どこに泊まるか? 四国にはお遍路さんのため宿泊施設がたくさんあります。お遍路宿、宿坊、民宿、お寺の通夜堂、善根宿などいろんな選択肢があります。もちろんビジネスホテルに泊まってもいいわけですし、野宿も選択肢の1つです。宿坊というのはお寺の有料宿泊施設です。予約をすれば誰でも泊まることができます。通夜堂はお寺にあるお遍路さんのための無料簡易宿泊施設です。善根宿はお遍路さんのための無料または安い料金で泊まれる民間の宿です。 私の場合は野宿をしながらお遍路を歩くことが前提でしたので、基本はテントと寝袋を担いで野宿をし、電源確保のために1週間に1回程度は普通の宿や善根宿に泊まることにしました。 ⑤ ご飯はどこで食べるの? お遍路といっても山に籠もるわけではなく、8~9割くらいは町歩きが中心になります。宿のごはんはもちろん、地元の食堂、レストランもあります。町にはコンビニ、スーパーが普通にあるのでお弁当やお惣菜、お菓子など手に入ります。ただし室戸岬や足摺岬の近くなどでは数十キロくらい全くお店がないような場所を歩くこともあります。そんなときは予め十分な食料を確保しておきましょう。...

by ソライロパスタ
August 23, 2017

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