【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
公開日test:20220112作成日test:20220112
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バンライフをしながら、1年以内に日本百名山制覇を目指す2人の大学生の企画。今回の登山先は誰もが知る日本一の山「富士山」へ。日本人なら一度は憧れる富士登山を、歴史ある吉田ルートから実際にレポートし、豊富な登山ルートの紹介、周辺情報などもご紹介していきます! 日本最高峰の山「富士山」の特徴は? 出典:ぱくたそ 富士山は日本最高峰の標高3776mを誇る山。日本のみならず世界的にも有名な山であり2013年には世界文化遺産にも登録されました。富士山の登山ルートは豊富で、基本的には5合目まで車でいくことができ、人生に一度は登っておきたいと思う方も多いと思います。富士山は麓の1合目から山頂までの登山口も整備されているので、健脚者の方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 富士山の豊富なルートをレベル別で解説! 富士山には6つのルートがあり、その中でも初心者から上級者まで楽しめる4つのルートを紹介していきます! 最も登山者が多く、初心者の方に人気の|吉田ルート こちらは5合目まで車で向かうことができ、5合目から山頂に向かって登山するルート。初心者の方に推奨されているルートで、登山道もしっかりと整備されていたり、小屋もいくつかあるので初めての方でも安心です。しかしながら、登山道は常に混雑しています。休日に登山を計画されている方は、朝日を見ながら登山をすればピークを避けゆっくりと富士山を堪能することができます。朝日は5合目から6合目までにかけての道でも見ることができるため、少し早起きしてご来光を眺めてみるのもおすすめです。 1合目から登ってやる!初心者は控えた方が良い|吉田口登山道ルート こちらのルートは富士山の麓にある1合目から山頂を目指します。初めて登山する方や登山経験が少ない方にはおすすめではありません。5合目までの登山道は樹林帯で暑さをしのぎながら歩くことができ、自然豊かな道と富士山の歴史を感じながら登ることができます。日帰り登山は困難ですが、麓から高度に順応していくため身体の負担が少なく、高山病にかかりにくいと言われています。2回目の富士登山を考えている方は麓からのアタックに挑戦してみてはいかがでしょうか。 最短だが急登を登り詰める|富士宮ルート こちらは静岡県側の富士山南側からスタートし、一番標高の高い場所から登ることができるため距離は最短となっています。急な斜面が多いですが、吉田ルートに次いで人気のルート。そのため混雑する可能性が高いと予想されるので、混雑時を避けるなどの工夫が必要です。また、混雑時には人と人の事故を起こさないためにも、譲り合いながら登山を楽しみましょう。 登山者が少ないが、気持ちの良い樹林帯を歩く|須走ルート こちらのルート樹林帯の登山道が特徴的で、日差しが照りつける中を歩く必要がなく樹林帯の影をゆっくり進むことができます。また登山者は少なく、幻想的な林道を森林浴をしながらゆっくり登山をしたい方にはおすすめです。また、樹林帯では濃霧時には視界が悪くなるため、道を間違えないよう注意が必要です。樹林帯を抜ければご来光を見ることもでき、富士山の樹林帯だけでなく、火山砂利などさまざまな山のシーンを楽しめるルートにもなっています。 車で5合目まで!初心者でも安心の吉田ルートを徹底解説 ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。富士山には6つのルートがありますが、今回はマイカー規制のスタートが一番遅く7月20日までマイカーで5合目までいくことができる吉田ルートをお届けします。 まだ薄暗い中の出発。まずは6合目へ 吉田ルートは富士スバルライン(普通車:2100円)を利用して、5合目付近までいくことができます。しかし、マイカー規制が7月21日から始まるためそれ以降の登山者はバスを利用して5合目までいくことになります。今回は車を5合目手前に止め、5合目の登山口までロードを15分ほど歩きます。 5合目から20分ほどで6合目に到着します。6合目では富士山の地図をもらうことができます。 6合目から山頂までは急なつづら折りがひたすら続きます。富士山の登山道はどのルートも深い砂道のようになっており、足を取られ疲労が蓄積しやすいためゆっくりと登っていきましょう。...