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山帰りに、おいしいマフィンとコーヒーはいかが? 山好きオーナーのいるカフェ「amijok」/長野県松本市

公開日test:20180622
作成日test:20201128
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せっかく山に行くなら、食事やコーヒーブレイクも山を感じられるところに行きたい。そう思っているのは、きっとわたしだけではないでしょう。 今回訪れた先は、長野県松本市。松本と言えば、北アルプスの玄関口。山好きなら誰もが一度は歩いてみたいと思う山脈の入り口となる街です。 松本は<街>と<山>を感じられる場所 松本駅からのんびりと歩くこと13分。白と水色を基調とした建て物が見えてきました。今回の目的地、山好きオーナーのいるカフェ、「amijok(アミジョク)」です。 オープンしたのは2011年5月、この春で7年目を迎えるamijok。アミジョクってちょっと不思議な単語だな、どんな意味があるんだろう? そう思って訪ねてみると、オーナーである小島さんの苗字を逆から読んで、kojima→amijokという屋号にしたんだそう。 オーナーの小島剛さん(40歳)。銀行員、出版社、アパレル会社勤務を経て、amijokを起業するという、異色の経歴の持ち主 看板メニューは、毎朝焼き上げているマフィン。玄米粉を使い、しっとりした食感が特長です 小島剛さんと圭さんご夫妻は、大の山好き。フリーランスの友人らと屋号のamijjokにちなんで“yamajok”という名前の山歩きチームを組み、毎年山に出かけているそうです。 yamajokのメンバーと燕岳に登ったときの1枚(写真提供/平林岳志さん(grasshopper)) ウッドファニチャーを基調に、清潔で居心地のいい店内 黒板にその日のメニューが書かれています 松本を選んだ理由について、「松本市街地から安曇野方面を望むと、高い空に北アルプスの稜線がくっきり見られて、その雄々しい姿に感動したから」と剛さん。毎日同じではない山の表情を楽しみに眺めているそう。 またオープン当時は、まだ松本にカフェが多くなかったといい、「松本にお店を構えることで、ここに足を運んでくださる方々、そして自分達にとって何かの起点、交差点になればいいなと思いました」。 カップや器は、近くの雑貨屋さんで購入したというイギリスのビンテージもの マフィンと器の相性もぴったり。左・宇治抹茶とホワイトチョコレートのマフィン(450円)、右・フレッシュいちごチョコレートとクリームチーズのマフィン(480円) <野宿旅>と<山>が好き。好きが高じて、コーヒーもオリジナル開発 「大学生の頃、野宿の旅にハマったんです。お金もないので、シュラフだけ持ってヒッチハイクをして、公園で寝たり。周囲の流れに乗って就職活動をしつつも、「本当に就職していいのかな」という葛藤があって、そんなジレンマを抱きながら旅に出ていました」 意外や意外、剛さんのアウトドアのきっかけは“野宿”だったそう。 「大学生時代に先輩たちと登山はしていたんですけど、仕事が忙しくてしばらく山から離れていたんです。再び山に行き始めたのは、amijokをはじめてから。鈴木ともこさんとの出会いがきっかけでした」。...

by 山畑 理絵
June 22, 2018

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