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News — 長野県

「山小屋のようなゲストハウスにしたい」南アルプスの麓にある風通しの良い宿『赤石商店』

公開日test:20180322
作成日test:20201128
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28歳で「地元にゲストハウスを作る」と決意した夫婦の想い 中央道・伊那ICを下りて、車で走ること20分。南アルプスの山々に囲まれた田畑のなかに、『赤石商店』はありました。ごらんの通り、外見は立派な古民家。辺りの風景になじんでいて、看板がなかったら、つい素通りしてしまいそうなほどです。 「もともとこの一軒家は、わたしのおばあちゃん家でした。ここで何かおもしろいことができないかなって思ったのが、赤石商店をはじめたそもそものキッカケです」と話すのは、埋橋幸希(うずはしさき)さん。赤石商店は、幸希さんとご主人の智徳(としのり)さんの夫婦ふたりで営んでいます。 お話をうかがった埋橋幸希さんと、智徳さん。そして、愛らしい拓次君 28歳で空き家になっていたおばあちゃん家をゲストハウスにしようと決意し、30歳で東京から故郷にUターン。そこからコツコツと作業を重ね、2016年3月、おふたりが31歳のときに赤石商店をオープンしました。 20代後半なんて、まだまだ遊び盛り。10年以上住んだ東京を離れ、仕事も辞め、生活環境をがらりと変えて新しい道を選ぶという覚悟は、そう簡単にできるものではないはず。ふたりを突き動かしたものは、一体なんだったのでしょうか。 「専門学校に進学後、わたしにはやりたいことがなかなか見つからなかったのですが、「東京に出なさい」という父親のアドバイスもあり、なんとなく東京に上京して就職しました。10年くらい東京暮らしを続けて30歳を目前にしたとき、ここでの暮らしは楽しいし、思い出にも経験にもなる。けれど、自分のなかに残るものはあるんだろうか? この先の自分の人生、東京にいていいのだろうか? という疑問が沸々と湧いてきたんです」 そんな悩みを抱えている最中、旅行で訪れた沖縄。そこではじめてゲストハウスに泊まった幸希さんは、「こういう生活もあるんだ」と、新たな発見をしたといいます。そのときはゲストハウスにピンと来なかったそうですが、沖縄から東京に戻ったあと、自分の性格や得意とすること、続けられそうなことを真剣に考えた末、いきついたのが「宿」でした。 そこから幸希さんは、宿を営むために必要不可欠な料理を猛勉強。2年間料理店でのアルバイトを掛け持ちし、経験を積んでいったそうです。 家のなかには、旅好き、山好きを連想させるアイテムがちらほら 食堂とシネマスタジオも営業。一風変わった、古民家ゲストハウスの誕生秘話 東京で暮らし、料理店で働きながら、空き家になってしまっていたおばあちゃん家に通うようになった幸希さん。そのあと完全移住し、東京で交流のあったデザイナーさんにアドバイスをもらいつつ、解体作業から天井や床などの張り替えなどは自らの手でコツコツとリノベ―ション。大掛かりな作業だけ地元の大工さんらに協力を依頼し、半年かけてゲストハウスにしていったといいます。 ドミトリーの様子。無垢で仕立てた二段ベッドは快眠できそう。個室とキャンプサイトもあり 水回りも明るくキレイです 「技術面では床張りが大変でしたが、全体的な作業で考えると、住宅を簡易宿所にするための手続きがいちばん苦労しましたね。大工さんや水道屋さんの手配をはじめ、用途変更の確認申請など、一般民家を宿にするのはこんなにも書類提出が必要なのかって。でも、今振り返ってみると、それもいい経験になったなって思っています」。 幅広い用途で使えるようにこだわったという、リビング兼食堂スペース。ここにアーティストを招き、ライブ演奏会を開くこともあるそうです。 そして、赤石商店がちょっと変わっているところは、食堂(シェアキッチン)と、シネマスタジオの存在。 「山に登る人、ツーリングの人、観光の人、ビジネスで訪れる人。そういった人たちだけではなく、地元の人にも来てほしいという想いが強くあって。でも、宿泊だけだと地元の人にとっては需要がない。そこで、ランチ営業をはじめました。これからお店を持ちたいと思っている人にここのキッチンをシェアして、出店してもらっているんです。曜日によって出てくる料理やお店の雰囲気がガラッと変わるので、地元の人たちにも気軽に立ち寄ってもらえたら嬉しいな、と」...

by 山畑 理絵
March 22, 2018

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