シーズニングってどうやるの?ダッチオーブンやスキレットをサビから守るために
公開日test:20210322作成日test:20210322
new表示test:
鉄製のダッチオーブンやスキレットを手にした方が最初にすること、それはシーズニング。錆や焦げ付きを防ぐコーティングを施すシーズニングは、長く快適に鉄製のクッカーと付き合う上で大切な作業です。正しいやり方を身につけ、楽しくおいしいキャンプクッキングライフを送りましょう。 ダッチオーブンやスキレットのシーズニング。正しいやり方は? 出典:写真AC ダッチオーブンやスキレットなどの鉄製のクッカーは、そのままの状態では、錆び付きやすく、焦げやすい状態です。それを防ぐために、黒錆とシーズニングオイルでコーティングを行う作業がシーズニングです。 鉄製のクッカーを使い始めるにあたり、最初の儀式ともいえるシーズニングですが、正しいやり方を知らない方に向けて重要なポイントを紹介します。 定番のオリーブオイルは実はNG!シーズニングオイルの選び方 出典:写真AC シーズニングの前に重要なのが、表面に皮膜を作るためのシーズニングオイルの用意です。シーズニングオイルは、オリーブオイルを使う方が多いですが、実はあまり適していません。 シーズニングオイルはベニバナ油などの「乾性油」が正解 オリーブオイルは、空気中で固まりにくい「不乾性油」にあたり、皮膜作りに向いていないためです。シーズニングには、空気中で固まりやすい「乾性油」を使用しましょう。 リノレン酸が多く含まれているものが「乾性油」にあたります。例えば、ベニバナ油や、アマニ油、えごま油、クルミ油、などが「乾性油」にあたります。 シーズニングオイルに向かない油 前述のとおり、コーティングを作りにくい「不乾性油」はオリーブオイル以外に、ヤシ油などが挙げられます。「乾性油」と「不乾性油」の中間にあたる「反乾性油」も、ベストではありません。例えばこめ油、ごま油、大豆油、ひまわり油などです。 鉄製のスキレットにシーズニングを施す手順 出典:写真AC 使用する前にシーズニングを施します。このシーズニングの工程はさびつきや、食材の焦げ付きを防ぐための重要なステップです。 Step1:表面のワックスや塗装を洗い落とす 買ったばかりの鉄製のフライパンは、さびを防ぐために工業用のワックスや保護塗装がされています。まずは中性洗剤できれいに洗い、フライパンを火にかけ塗装を焼き切ります。 Step2:スキレットを加熱し黒錆コーティングを施す このステップでしっかり熱することで鉄の表面を黒錆に変化させます。全体が青みがかった鉄色になるまで強火で熱するのがポイントです。...