クルマとアウトドア|#3 20代の若者がハマるワーゲンバスキャンプの魅力とは
公開日test:20181003作成日test:20201128
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オートキャンプを愛するキャンパーにとっては、自身のマイカーも重要なキャンプギアの一つとなります。 今回は1970年代以降、自由の象徴としてキャンパーを問わず人気を博したヴィンテージカー「ワーゲンバス」でキャンプを行う若者を紹介します。 話をうかがったのは愛知県在住の木村 賢人さん。1957年式のワーゲンバス(VW TypeⅡ)を乗りこなし、キャンプやアウトドアライフを楽しんでいる20代の男性。そんな木村さんに、ワーゲンやヴィンテージギア好きならではのキャンプの魅力を語っていただきました。 ワーゲンバスは乗っていてワクワクする車 ──まずは木村さんの愛車歴について教えてください。 今の愛車は1950年代に製造されたフォルクスワーゲンのTypeⅡです。以前は同じく50年代に製造されていたビートル(VW Type1)を所有していました。ヴィンテージのワーゲンには6年ほど乗っていますね。 ──もともとヴィンテージカーが好きだったんですか? 大学の時の同級生がシトロエンの2cvという車を所有していて、ドライブへ誘われたのがきっかけでヴィンテージカーが好きになりました。でも、ただ古さに惹かれたというよりは、ヴィンテーカーの持つ独特なデザインや雰囲気が気に入ったって感じですね。 ──なるほど。木村さんがキャンプをするようになったのも、やはりワーゲンバスを買われたからなのでしょうか? そうですね、キャンプにハマったのはワーゲンバスを買った後です。ワーゲン仲間の中でもキャンプに行く人は多くて以前からキャンプには興味は持っていました。ワーゲンバスを買ってからBBQやデイキャンプをする機会が多くなり、そのタイミングで焚き火台やらランタンなどのギアをコツコツと集めるようになりました。 その時くらいから、ワーゲンバスでキャンプすることがすごく面白いなって感じたんです。その思いが高じて、今に至る感じですね。 ——ちなみに、ワーゲンバスには様々なタイプがあると聞きます。木村さんの車はキャンピング仕様の車なのでしょうか? 以前のオーナーがショップに頼んだという50年代当時のオリジナルキャンパーを再現した内装を積んでいます。 もともとワーゲンバスには商用仕様のバンからキャンピングカー仕様のものまでいろんな種類があるらしいのですが、自分のはコンビというタイプがベースとなっています。 後部座席はそのままベットにもなるので、テントを持っていかなくても車中泊でキャンプを楽しめる仕様になっています。 ──とても雰囲気がある内装ですね!ご自身でキャンプ向けにカスタムされた部分はあるんですか? 自分が乗るようになってからは室内にはカーテンを付けたり、荷物を運搬するためのキャリアを付けたりしています。ワーゲンショップへエンジンのオーバーホールなどお願いしたりして、走りの面でもより使えるキャンパーになるよう少しずつ手を加えています。...