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屋久島で一足先に娘と暮らす、国本さんちの移住のはなし

公開日test:20201030
作成日test:20201129
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こんにちは!.HYAKKEIライターの弥山ひかりです。 アウトドアを通して自然と触れ合ううちに、だんだんと好きなスタイルが変化していった経験はありませんか? ファッションやヘアスタイルがナチュラル志向に、休日は飲み会よりもキャンプ、出会いは合コンより野外フェス!なんて人もいるかもしれませんね。 そして、自然の心地良さに惹かれていくうちに、これまでガチガチの都市型だった価値観がふんわりとゆるくなり、「いつか、こんな自然のあるところで暮らしたい…」と思うようになるもの。 筆者も、会社員を辞めた20代半ばから、「果たしてこのまま都市の中で生活していけるのか」という不安と、緑ある環境で子育てをしていく夢を漠然と描きながら、気の向くまま旅をしてきました。 今回は、そんな旅の途中で出会った、東京→屋久島へ母子のみ一足先に移住した、とある家族のお話をお届けします。島のリアルな生活から、離れて暮らす家族の“遠隔コミュニケーション”、気になる移住のママ友事情(!?)まで、図々しく聞いちゃいました! プロフィール: ヨガ・インストラクター、国本ミキさん。屋久島のヨガスタジオ 「Ananda Chillage」主宰。一児の母。 移住スタイル: 3人家族のうち、ミキさんと娘さん(6歳)は屋久島、ご主人は東京の二拠点移住。 ーー初めてお会いしたのは、屋久島でまだミキさんがお子さんを抱えて移住したばかりのころでした。すでに地域に溶け込んで、楽しそうな姿が印象的だったんです。あれから3年近く経ちますが、現在はヨガインストラクターとして活躍されているんですね。 ミキさん(以下、敬称略):2015年秋にヨガスタジオが完成して、本格的にクラスをスタートさせました。教室には移住組の女性も多く来てくれるので、ちょっとしたコミュニティができつつありますね。 筆者も参加し、ミキさんの深く心地良い声に癒されました。屋久島のエネルギーを感じながらヨガをしたい人はぜひ ーー屋久島でヨガのインストラクターをやるビジョンは、移住前からあったんですか? 夫が舵を取り、妻が切り開く ミキ:そうですね。ただ、移住を考えていたのは夫の方なんですよ。結婚当初からずっと、「将来は離島に住む」と決めていました。当時私はショップスタッフだったので、「移住するためには手に職をつけた方がいいよ」といわれて、それなら自分が好きなことをやりたいなって。 32歳で結婚してから娘が生まれるまでの3年間は、もともと好きだったヨガをインドで学び、夫の勧めでマクロビオティックやフードコーディネートの資格も取りました。あれこれ調べて「マクロビ料理を食べてみたい」、「この教室に通ったら?」と勧めてくれるんですよ。夫のプロデュースに私が楽しく乗っかる、という感じですね。国本家的には先行投資でもありました(笑)。 ヨガスタジオの本棚には、ミキさんとご主人がそれぞれ選書した本が飾られている...

by 弥山 ひかり
October 30, 2020

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